ヨヒンビンの効能と副作用は?一般用医薬品は個人輸入できる?

ヨヒンビン

ヨヒンビンは精力増強剤として知られる物質であり、日本では一部の医薬品の成分として流通しています。
副作用もあるため使用には注意が必要です。

ヨヒンビンはヨヒンベという植物から発見された化学物質であり、日本でも人間の神経に作用する強精剤などとして知られます。
ヨヒンベは中央アフリカに分布するアカネ科の樹木で、この植物の樹皮からヨヒンビンを得ることができます。
現地の住民は古来これを精力増強剤として利用してきました。
ただし現在流通しているヨヒンビンは植物のヨヒンベから取ったものではなく人工的に合成した同一の物質です。

ヨヒンビンは直接神経に作用するためききめが強く危険な副作用もあり得ます。
そのため日本では劇薬指定されており一般の医薬品としては販売されず、インターネットでの購入もできません。
販売許可を取得した薬局にて薬剤師と対面で説明を受けて買うことになります。
もちろんサプリメントなどの健康食品にもヨヒンビンは含まれていません。
実際医薬品成分であるヨヒンビンが健康食品から検出されて違法性が問題になったケースがあります。
海外ではヨヒンビンを含むサプリメントが販売されているためこれを個人輸入するという抜け穴もあるようですが、ヨヒンビンの危険性を考えるとこのような方法で入手することはあまりおすすめできません。

多くの場合ヨヒンビンは精力増強剤として利用されますが、ダイエットに効果があるという話もあります。
ヨヒンビンがダイエットにきく仕組みは2つあると言われ、脂肪を燃やしやすくするというのが1つです。
より正確に言うとヨヒンビンの作用によって体脂肪が蓄えられにくくなる結果脂肪が減少するという仕組みであるようです。

女性に嬉しいヨヒンビンの効果

ヨヒンビンのもう1つのダイエット効果は食欲減退です。
ヨヒンビンには性欲を高める効能があるとも言われ、性欲が高まると食欲はその分だけ落ちるそうです。
つまり性欲増進の副次的効果として食欲が減退するわけですが、これは本来期待される使い方とは違うかもしれませんし、性欲が高まったらダイエットのためとはいえおかしな気持ちになってしまうかもしれません。
実際に体脂肪を減らす効果が見られたという話もあるようですが、残念ながら科学的根拠は弱いようです。
運がよければきくだろうという気持ちで使ってみるのがよさそうです。

劇薬にも指定されるヨヒンビンは人の体に強い効果を発揮します。
ダイエットなどで期待通りの効果が得られるかどうかは何とも言えないところがあるようですが、上手に利用してみてください。

ヨヒンビンは古来アフリカの住民に精力増強の薬として使用されてきました。
ヨヒンビンが強精や性的不能に作用する仕組みは少し複雑ですが、交感神経の働きを抑えることで、自律神経を勃起に適した状態に持って行くと考えられています。

ヨヒンビンを含むヨヒンベという樹木の樹皮は、強精剤としてアフリカの住民に長らく利用されてきました。
ヨーロッパでも19世紀にはヨヒンベの存在が知られ、明治時代の日本にも精力剤としてのヨヒンベについて書いた資料があったそうです。
現在日本でもヨヒンビンといえば精力増強や性的不能の改善に効果がある薬として認識されることが多いです。

ではヨヒンビンはどのようにして男性の精力を高めるのでしょうか。
人間には自律神経という神経があり、これは交感神経と副交感神経からなります。
交感神経と副交感神経はどちらかが活発になればどちらかが不活発になるという働き方をしており、勃起が起こるのは副交感神経が優勢な時です。
ヨヒンビンには人間の交感神経の働きを抑える働きがあり、結果的に副交感神経が優勢になって勃起を助けると考えられます。
同様に交感神経の働きを抑えることで射精を促す働きもあるようです。
そのため膣内射精障害の改善にヨヒンビンを利用する試みもあるとのこと。
ヨヒンビンはセロトニンの働きに干渉することによって精神を安定させ、心因性の性的不能を改善するとも言われます。
鬱病による勃起不全の治療にも使える可能性がありますね。

ヨヒンビンは性欲を高めると言われることがよくありますが、これには化学的根拠がとぼしく注意が必要です。
実際はヨヒンビンには催淫効果はないと考えられ、それに近い効用があるとすれば、一度生じた性的な性的興奮を長引かせることだろうとされます。
そのため性欲を積極的に高めたければ他の手段に頼る必要があります。

ヨヒンビンの副作用とは?

ヨヒンビンは時に副作用が現われることも知られています。
直接神経に作用するヨヒンビンは少量でも強い効果があるためあまり大量に摂取する必要はなく、多くとりすぎると逆効果であるとも言われます。
ヨヒンビンの過剰摂取による副作用にははき気や悪寒、頭痛、めまいなどの気持ち悪さを始め動悸、発疹、発汗、不眠など多くの症状が含まれます。
飲む人の体質にもよるのでしょうがかなりつらい場合もあるようです。
過去にヨヒンビンの過剰摂取による死亡例もあります。
くれぐれも用量には気をつけたいところです。

神経に直接作用する天然の強精剤ヨヒンビン。
男性の悩みを解決できる可能性がありますが、きつめの副作用があるので用法や用量に注意してご利用ください。